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本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
「カッパの生活図鑑」 この物語はフィクションです
息子:[★★★★]
母:[★★★★★]
オススメ:[中学年][高学年]
ページ数 【39】
合計冊数【649】
蔵書状況:学校

カッパの生活図鑑 (ヒサクニヒコの不思議図鑑)
カッパの生活図鑑 (ヒサクニヒコの不思議図鑑)
国土社 1993-02
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starカッパの生活を楽しく表現

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 久々のカッパ本です。まだ、息子カッパに興味があるかしら?と息子の成長を考えながら懐かしくなって手にとってしまいました。
 息子に「今日、面白そうな本を借りて来たんだ〜」というと、「ヘエ」とあまり興味なさそうな顔つきでしたが、本を見せた途端に、魅入られたようにすすっと近づき、中をパラパラめくって大笑い。

 だって、大真面目にカッパの図鑑なんですから。想像上の動物ではなく、この本の中には、カッパの全てが書かれているのです。物語以上にリアルな世界です。(カテゴリーを図鑑・事典にして良いかも悩みました)

 息子は、「こんな風に書いちゃっていいのかなあ。小さい子だったらカッパが本当にいると思ったりしないかなあ」とコメント。本当にそうです。 だって、お決まりの 「これは想像です」とか「この物語はフィクションです」なんてどこにも書いてないのですから。 私も、「もしかしたら本当にカッパはいたのかも」と思いたくなってしまいます。

 文字が多く、漢字も沢山つかってあるので、中学年以上のお子さんにお勧めです。 興味深いなど難しい漢字にはふり仮名がついています。 私は、この本を読んで、すっかりカッパに会いたくなってしまいました。 どこか田舎にはまだカッパがいそうな気がするそんな本でした。

見る テーマ:《カッパについての本》<カッパの記事をまとめて表示

 


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| 図鑑・事典 | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
おもわずげらげら 「にせニセことわざずかん」
母:[★★★★★]
息子:[★★★★★]

オススメ:  [低学年][中学年][高学年]
ページ数【55】 
合計ページ数【5363】

にせニセことわざずかん
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 先日寝室の電気を消してから突然息子が「一事がバンジージャンプ」なんていうから噴き出してしまい、「なになに?それ?」というと、「一石二鳥目三番地」と駄目押しのように。
 これから寝ようという静かな時間のはずが 真っ暗な寝室はゲラゲラ笑いの渦に。。。
 
 もとはといえば、表紙のかわいらしさに惹かれて手にとって、ばかばかしさが気に入って購入したこの本の中にあった言葉だったようです。学校でもとても流行っているみたい。馬の耳に粘土とか。

楽しい本です。(学習効果は不明ですが、ことわざに対して親近感は持てると思います。(^^)) 

ひらがな、カタカナ、漢字(振り仮名つき)辞書のようにひとことでことわざが右側ページに紹介してあり、左側ページにニセのことわざが絵入りでかかれています。

福音館のおおきなポケットに掲載されたものを加筆修正したものということです。


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| 図鑑・事典 | 08:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
一家に一冊? 「木の実ノート」
いや、「一家に一冊」っていうほど、このシリーズに惚れ込んでいるのですよ。私が。

母:[★★★★★]
息子:[★★★]

オススメ:  [低学年][中学年](大人にも楽しい知識)
ページ数【25】(3冊とも25ページです)

木の実ノート―みつけてうれしい、あそんでゆかいな
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図鑑・辞典のカテゴリーに設定しましたが、図鑑というよりはとても楽しい、ふとそのあたりに落ちていた木の実を「何の実だろう」と名前を調べるだけでなく、その木の特徴やら、その実を使った遊びやら、ほかの木との比較やら、たくさんの好奇心を一手に引き受けて満足させてくれるような本がこの本です。
 絵と写真で本当にわかりやすくて大好き。


こんな実をみつけました。さて、何の実?なんていうのもこの本で調べたくなります。 たぶんコブシの実。春先に白い花に気づく人は多いけれど、この実まで気づいている人は少ないかもしれないなあなんて思います。実はうれるとはじけて、白い糸で中から種をぶら下げるなど、絵で説明されていてとてもわかりやすい。

実はこのシリーズは私のお気に入りで
ひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノート
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まつぼっくりノート―ひろってふしぎつくってたのしい
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この3冊を持っています。
たとえば、生垣に使われている木の刈り込んだところから突然トゲトゲの葉(同じ木なのに)が出ているのをみたことがありませんか?そういう身近な不思議が解説してあるところがツボ!:まつぼっくりノート(うろこのような葉はとげの葉が進化したもの<なので強く刈り込んだために先祖がえりしている状態>)<>の中は私


こういうドングリをみると 迷わず「クヌギ」といってしまうけど、「クヌギ」と「アベマキ」ってどう違うの? 
なんて、いういうなればプリンアラモードのように知識が盛りだくさんの楽しい本です。

 このシリーズで一冊だけ持っていないのはこの本
20本の木のノート―であってうれしい 木はともだち
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 買おうか買うまいかいつも迷うのです。

今は息子は私ほどには植物に興味がないので、彼がもう少し興味を持つ時期がやってきたらそのとき購入しようかな。

説明文には振り仮名のない漢字もあり、対象は中学年以上を想定しているのだろうと思います。でも、拾ってきたドングリを絵を比較しながら使うのであれば 年長さんでも十分利用できるし、大人でも知らない知識も多いので植物が好きな人、興味のある人にはオススメ。一過性でなくて、長く使える本だと思います。


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| 図鑑・事典 | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
一家に一冊というほどオススメ「地球 −その中をさぐろうー」
母:[★★★★★]

オススメ: [低学年][中学年][高学年][おとなまで]
ページ数【50】

今回息子は読んでいないので、読書ページには含めません
地球―その中をさぐろう
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 マントルは地下何メートルくらいからあるのか、地核はどのくらいからあるのかなど、ちょっと知りたいという機会があったので、「あの本ならば書いてあるかもしれない」と引っ張り出しました。

正解でした。地球に関してだけで1冊の本になっているので、そこらの子供用の総合図鑑とは比べ物にならないくらいの詳しさで、満足度が高かったです。 これはたぶん、大人になるまで使える本だと思います。

たとえば、上部マントル層は薄いところで海面から1キロメートルくらいのところから始まり、約400キロまで、組成は Mg2SiO4 MgSiO3  遷移層は約1000キロまで・下部マントル層はその下2700キロまでで 組成は MgO SiO2 FeO などというところまで細かく図解されています。(ただし、これは実際に採取して知りえたということではなく、地震の伝わり方・速さなどによる推測です)私が知りたいとそのとき思ったことは十分にかかれていて満足しました。

初版が発行されたのが1975年、あとがきに書かれているように、戦前はほとんどこの分野の研究は行われていないとともに、この本が発行される10年前くらいから研究が盛んになり、かなり早いテンポで研究発表されているとのことでした。
 もう発行から30年たっているので、もっとたくさんのことが判明しているかもしれません。心配なのは、中身が古くなっていないかどうかです。 

とはいえ、この本の情報の充実度は本当にすばらしいです。
今回のように知りたいと思ったときにすぐに手元でしらべることができて、購入していてよかったとつくづく思いました。

本文はひらがなとカタカナのみですが、図への説明は漢字その他通常使われる文字がつかわれており、漢字には振り仮名がありません。


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| 図鑑・事典 | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
きっといる!「かっぱ」
母:[★★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [低学年][中学年][高学年]
ページ数【35】
合計ページ数【2734】

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息子のカッパ熱はつづいています。この本はカッパについての図鑑。日本各地で目撃されたり、民話でかたりつたえられたカッパのことをまとめてあります。
どこをさがしても表紙絵がみつからなかったのが残念。やっぱりカッパってそんなに人気がないんだろうか。

 表紙絵が掲載されているページを発見しました。
絵本メルヘン博物館シリーズ
これ一冊でカッパ通になれます。

ただそれだけの本かとおもいつつ私も読んでみたのですが、高田勲さんの絵がすばらしく緑豊かな自然にたわむれるカッパたちの様子が生き生きとかかれていて、最後のページまで読むと 「本当にカッパはいるかもしれない。いたらいいのにな」とおもいはじめるような そういう絵本です。

 息子はとても気にって何度も何度も読んでいます。 高学年が読む場合は、民話などとの関わりを別の本も交えて調べながら読んでもおもしろいかもしれません。 
文字数は見開きで200文字程度。 ひらがなカタカナ漢字(一般で使う漢字程度)でかかれています。 漢字には振り仮名があります。


見る
テーマ:《カッパについての本》
<カッパの記事をまとめて表示

テーマ《オニ・ばけものの本》
<オニ・ばけもの妖怪などの記事をまとめて表示


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| 図鑑・事典 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
車のしくみが楽しい「カーブック」
母:[★★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [3〜5歳] [低学年] [中学年]

ページ数【29】
合計ページ数【2555】
カーブック

文字がほとんどないので 読書ページに計上してしまうのはちょっと?と思えますが。
子どもたちにも人気の車の中が覗けるという画期的な絵本。透明のセルに少しずつ絵が印刷されていて重ねていくことで車の構造がわかるようになっています。
 
 絵の物語も少しずつ進んでいきます。たとえば、パトカーのページでは銀行に強盗が入って、警察が到着して。。という感じです。 絵を重ねていくことは幼児でも楽しめます。小学校中学年までを対象としたのは 車の仕組みを解説したページでエンジンやらジョイントやらラジエーターやら部品の仕組みが解説してあること。車の解剖という感じで、からくり好きな子どもは楽しんでみることだと思います。 文字はひらがなとカタカナです。

※BL出版さまご連絡を差し上げたところ、表紙ページのみの掲載をお許しいただきました。
中ページの掲載は翻訳絵本の関係もあり版権などの問題で難しいとのことです。残念ですが、ここに掲載していた写真は掲載を止めました。m(__)m

見る テーマ:《汽車・電車・のりもの》<電車や乗り物の話をまとめて表示


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| 図鑑・事典 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
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