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本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
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「コララインとボタンの魔女」  勇気・家族・そして怖いよ
息子:読んでいません
母:[★★★★★]
オススメ:[中学年][高学年][中学生] ”親”にもお勧め
ページ数 【223】
合計冊数【631】
蔵書状況:家

コララインとボタンの魔女
コララインとボタンの魔女金原 瑞人 角川書店 2003-06-28売り上げランキング : 85524おすすめ平均 starstarダークファンタジー的な映像が思い浮かぶstarサンドマンシリーズが好き過ぎてこの作品はちょっと、、starさすがは天才作家!たくさんの子供たちに読んでもらいたいです。Amazonで詳しく見る by G-Tools


 この本を最初に読んだのは4年前。その頃の感想は以下の通りです。

■説明
表紙裏の「誰にでもみんな、もうひとりのママがいるのよ、コラライン」というのにひかれて、なんとなく怖そう(だって、表紙絵の目もボタンなんだもの)だから気になって手にとりました。
ララインはお父さんとお母さんとで3人家族。自宅でコンピュータ関係の仕事をしているお父さんもあまり相手をしてくれない。お母さんはコララインの話なんてまったく聞いてない。料理もお父さんが作ります。いつもひとりぼっちで退屈しているコラライン。
ところが、家にあるふさがれたドアの向こうになぜか行ってしまってからは話は大変な方向に。ドアの向こうにはコララインの家と同じような家があり、そこには不自然に色の白い、ボタンの目をしたおかあさんがいるのです。

■感想
話はあくまでも淡々と 真っ白な顔のお母さんを思い浮かべるように静か過ぎて不気味な感じを湛えながら進みます。最近読んでいた「ハッピー」「かわいい」物語とちがって、「不気味」で「八方塞?」というお話。 でも、コララインはひとつひとつ自分で解決をしてゆきます。

なにげなく、息子にこの物語のあらすじを「こわいんだよぉ」と話してやったところ 「読みたい!」といいだしました。文字数からしても、話の展開からしてもたぶんまだムリだと思います。でも、怖い話、八方塞のように思える話って、私は昔どうして読んでいたんだろう。そういう困難を登場人物と一緒に物語の中でやっつけていたんだろうな。息子はそういう怖い話を読みながら、擬似的にその状況を乗り越えるという経験をしたいと思っているのではないかしら。

 最初のコララインの状況をよんだときは、忙しいときに「あとでね」と言う自分と、遊び相手のいない一人っ子のつまらなさを想像して、息子に対して大変申し訳ない思いをしたのだけれど、反対にある程度育った子どもたちは、大人の世界と切り離した状況が必要なのかもしれないと思いはじめました。
小学校に上がり、友達ができたら、大人が遊んでやるのではなくて、子どもが自分で考えて自分で解決するという経験が絶対必要だという気もしてきました。

 この話、読むだけだと多少退屈なところもあるのですが、映画になると大変怖そう。
偶然なんですが、コララインとボタンの魔女はどうやら映画化されるようです。


 と、この引用の最後にあるように、この時点で映画化の話がでていたものが、長い間まったく話を聞かないので「映画化はもうなくなったのかしら?」と思っていました。 当時、”多少退屈なところもある”と書いた本なのに、妙に印象に残っていて気になる本だったわけです。
 そうして、先日映画を見に行った折、予告編にコララインがありました。
 映画サイトはこちら
 映画サイトによると、
2002年に出版され、NYタイムズのベストセラーリストに入り、ヒューゴ小、ネビュラ小、パブリッシャーズ・ウイークリーのベストブック賞、アメリカ図書館協会ベストブック賞、チャイルズ・マガジンのベストブック賞など受賞し、学校の指定教材として使われている。

のだそうです。

 今回どうしてもまた読みたくなって、もう一度借りてみました。すると、今度はまた随所に感じることも多くて、手元にほしくなり一冊購入してしまいました。アマゾンを検索してびっくり。映画化されるとすごいですね。本だけでなく、キャラクターグッズまで出ていました。また、文庫版ももうそろそろ発売予定のようです。
コララインとボタンの魔女
コララインとボタンの魔女中村 浩美 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-01-23売り上げランキング : 263584Amazonで詳しく見る by G-Tools


私は、ハードカバー版のスドウピウさんの絵(ページのところどころに挿絵があります)が、大変良い味があって好きなので、ハードカバー版にはハードカバー版の良さがあると思っています。

 でも、映画も! 実はプロダクションデザイン担当の、ヘンリー・セリックが作ったナイトメア・ビフォア・クリスマスは本当に大好きな映画で、予告編を見たときに、私が想像していたコララインとは違うものの、こちらはこちらで怖くて不気味でぴったりだと思えました。ストップモーションアニメというのもいいですし、ぜひ公開されたら見に行きたいと思っています。

 映画を見てから本を読むというのも良いと思いますが、この本は私にとってなぜか何度も読みたい本(たぶん、毎回その状況に応じて感じることが違う良い本で面白い本なのだと思います)なので、映画で映像イメージが固定される前に本を読んでほしいなあ。。などと思いました。 本を読んでからでも、映画は予告編から見ると多少展開が違いそうだし、自分の想像をはるかに超えた映画の世界を堪能することもできそうなので、楽しめるのではないかと思っています。

 盛大、風船、などにはフリガナが付いています。
見る テーマ:《魔女・魔法》<魔女や魔法使い、魔法の話をまとめて表示 
 
感想と内容についてもう少し知りたい方はこちらへどうぞ。(ネタバレあり)
私のネタバレ用のblogです。
読書茶色の目「コララインとボタンの魔女」 
 



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| 物語 | 11:03 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
期待してコララインを映画で見たらいまいちだった。
手はすごく込んでるのに。
ナイトメアのときに感じた突き抜けた面白さがない違和感がはっきりした。ボタンの意味もわからん。日本のアニメが優秀すぎるのか。
| 眼球手術 | 2011/08/11 5:53 PM |
眼球手術さん、こんにちは。
私もこの本を読んで期待してコララインを見たのですが、残念でした。 
 家族で公開時に映画館に行ったのに、全員不完全燃焼で帰りました。

 映画は詰まらなかったです。 本の方が数倍面白かったですが、映画を見たあとで本を読むのも・・・ですね。
| pon2 | 2011/08/29 6:29 PM |
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