2006.08.30 Wednesday
結婚できない男 「火よう日のごちそうは ひきがえる」
息子:[★★★]
母:[★★★★★]
オススメ: [低学年][中学年]
ページ数【102】文庫版のページ数
合計ページ数 読み聞かせ+ところどころ息子が読みました
下が文庫版です
新書サイズとハードカバーと二種類でているようですね。この本、本当に面白い。おなじく友達同士のかえるのお話、「ふたりは〜」シリーズのがまくんとかえるくんと比較すると、文字が少し多くて1冊が一つの物語になっているところが違います。
がまくんとかえるくんのほのぼのとしたゆったりした起伏の大きくない時間の流れと対照的に、こちらははらはらしたりドキドキしたりの起伏が大きく、物語の展開に心を奪われます。 私は息子よりも先にこの本を読みました。前半、事件が起こるまでは 何気なく読んでいたのですが、事件が起こってからは「どうなるのだろう」とはらはら。最後は暖かい思いでつい涙がホロリ。
主役のウォートンとおなじかそれ以上存在感があるのが、みみずくです。
読み進むにつれて、ミミズクの性格が丁度今放映されている「結婚できない男」の信介とかぶってきました。
息子に「結婚できない男みたいなんだよー」と言うと「どれどれ」とちらりと読んで くすくす笑いながら「ほんとうだー」と。
残念だったのは、読んだ時期が悪かったです。夏休みのバタバタしたさなかだったので、私も落ち着いて読書できるような状況でなかったし、息子はなおのことそういう状況ではありませんでした。
もっと落ち着いてじっくり読めるときだったら、きっと心に残る一冊になったろうになあ。
私はこの本がとても好きだったので、文庫版を買おうかと思い始めています。
挿絵もすごく味があるので、本を置くスペースに際限が無いのだったら、ハードカバー版(の方がやはり”本”としての完成度は高いと思う)が欲しいのですけれどねえ。
ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに300文字程度です。(ページ内文字数は文庫版の文字数です)
テーマ《カエルの本》
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シリーズ:《ヒキガエルとんだ大冒険》 <ウォートンとモートンの記事をまとめて表示
母:[★★★★★]
オススメ: [低学年][中学年]
ページ数【102】文庫版のページ数
合計ページ数 読み聞かせ+ところどころ息子が読みました
下が文庫版です
火よう日のごちそうはひきがえる | |
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新書サイズとハードカバーと二種類でているようですね。この本、本当に面白い。おなじく友達同士のかえるのお話、「ふたりは〜」シリーズのがまくんとかえるくんと比較すると、文字が少し多くて1冊が一つの物語になっているところが違います。
がまくんとかえるくんのほのぼのとしたゆったりした起伏の大きくない時間の流れと対照的に、こちらははらはらしたりドキドキしたりの起伏が大きく、物語の展開に心を奪われます。 私は息子よりも先にこの本を読みました。前半、事件が起こるまでは 何気なく読んでいたのですが、事件が起こってからは「どうなるのだろう」とはらはら。最後は暖かい思いでつい涙がホロリ。
主役のウォートンとおなじかそれ以上存在感があるのが、みみずくです。
「友だちなんかほしくもないし、ひつようもない。」と言い放ちます。
読み進むにつれて、ミミズクの性格が丁度今放映されている「結婚できない男」の信介とかぶってきました。
息子に「結婚できない男みたいなんだよー」と言うと「どれどれ」とちらりと読んで くすくす笑いながら「ほんとうだー」と。
残念だったのは、読んだ時期が悪かったです。夏休みのバタバタしたさなかだったので、私も落ち着いて読書できるような状況でなかったし、息子はなおのことそういう状況ではありませんでした。
もっと落ち着いてじっくり読めるときだったら、きっと心に残る一冊になったろうになあ。
私はこの本がとても好きだったので、文庫版を買おうかと思い始めています。
挿絵もすごく味があるので、本を置くスペースに際限が無いのだったら、ハードカバー版(の方がやはり”本”としての完成度は高いと思う)が欲しいのですけれどねえ。
ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに300文字程度です。(ページ内文字数は文庫版の文字数です)
テーマ《カエルの本》
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シリーズ:《ヒキガエルとんだ大冒険》 <ウォートンとモートンの記事をまとめて表示
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