2007.09.21 Friday
子供へというよりもやっぱり大人にお勧め 「日曜日の夕刊」
母:[★★★★★]
息子: 読んでいません。
オススメ: [高学年]?[中学生][高校生]大人も
ページ数 【397】
合計冊数【438】
さて、勝手に「中学入試に出るシリーズ」と名をつけてここのところ3冊続けて読んでいます。大御所の重松清です。
重松清の本。印象は「苦手」でした。 初めて読んだ本と次に読んだ本がいじめの本で、出口のないようないじめの話がつらくて。 それで、「この人の本は読むのがキツイ。あわない」と思っていました。
「日曜日の夕刊」は、実はハードカバーの表紙に惹かれました。
赤と白の表紙には 楽しげな子供たちがバラバラとついています。「この表紙なら、内容は違うかも?」と期待して読んだら、まさにそのとおり。読み終わって見てみると あららこの子供たちだと思った絵はどうやら登場人物みたい。へえー。
おもしろかったです。
ですが、内容的には「小学生に読ませるの?親としてはちょっとなあ。」と思う話もいくつかありました。読むんだったら中学生や高校生でしょ。と。 本当に中学入試に出たのかどうか検索してみたところ、この中から 「さかあがりの神様」「卒業ホームラン」がとりあげられることが多いのだとか。 双方とも父と息子のお話です。「サンデー毎日」連載されていたものらしいので、その辺の年齢層向けの本なのではないかと思いました。
この本も、息子が読むのだったらもう少し大きくなってからの方が良いと思うなあ。いちばん「おもしろい」と感じるのは、自分の子供がいる「おじさん」「おばさん」世代ではないかと思います。
文章そのものは、さすがに重松清。うまいです。それに読みやすいです。そのあたりが受験に頻出という理由なのかもしれません。
大人向けの本です。1ページに 400文字程度です。
シリーズ:《入試に出た》 <中学校入試に出た本をまとめて表示
息子: 読んでいません。
オススメ: [高学年]?[中学生][高校生]大人も
ページ数 【397】
合計冊数【438】
日曜日の夕刊 (新潮文庫) | |
重松 清 新潮社 2002-06売り上げランキング : 7540おすすめ平均 バラエティ−に富んだ12編の作品さすが素晴らしい!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて、勝手に「中学入試に出るシリーズ」と名をつけてここのところ3冊続けて読んでいます。大御所の重松清です。
重松清の本。印象は「苦手」でした。 初めて読んだ本と次に読んだ本がいじめの本で、出口のないようないじめの話がつらくて。 それで、「この人の本は読むのがキツイ。あわない」と思っていました。
「日曜日の夕刊」は、実はハードカバーの表紙に惹かれました。
日曜日の夕刊 | |
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赤と白の表紙には 楽しげな子供たちがバラバラとついています。「この表紙なら、内容は違うかも?」と期待して読んだら、まさにそのとおり。読み終わって見てみると あららこの子供たちだと思った絵はどうやら登場人物みたい。へえー。
おもしろかったです。
ですが、内容的には「小学生に読ませるの?親としてはちょっとなあ。」と思う話もいくつかありました。読むんだったら中学生や高校生でしょ。と。 本当に中学入試に出たのかどうか検索してみたところ、この中から 「さかあがりの神様」「卒業ホームラン」がとりあげられることが多いのだとか。 双方とも父と息子のお話です。「サンデー毎日」連載されていたものらしいので、その辺の年齢層向けの本なのではないかと思いました。
この本も、息子が読むのだったらもう少し大きくなってからの方が良いと思うなあ。いちばん「おもしろい」と感じるのは、自分の子供がいる「おじさん」「おばさん」世代ではないかと思います。
文章そのものは、さすがに重松清。うまいです。それに読みやすいです。そのあたりが受験に頻出という理由なのかもしれません。
大人向けの本です。1ページに 400文字程度です。
シリーズ:《入試に出た》 <中学校入試に出た本をまとめて表示
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