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本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
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世にも奇妙な物語 「モンタギューおじさんの怖い話」
息子:一部読み聞かせしました
母:[★★★★]
オススメ:[高学年][中学生]〜大人
ページ数 【347】
合計冊数【527】
蔵書状況:学校

モンタギューおじさんの怖い話
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 息子は、ゲームで知った レイトン博士の本を読んでいるところです。私はまだ読んでいませんが、謎解きもあって面白いらしいです。 
レイトン教授とさまよえる城 (GAGAGA)
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 その間、私が読んだのが、 モンタギューおじさんの怖い話。
不気味な表紙絵がたまりません。 今の言葉で言うと、「ジャケ買い」状態っていうのでしょうか。(^^)

 エドガーは、お金持ちのモンタギューおじさんの不気味な家でおじさんの 怖い話を聞くのですが。。。というお話です。テレビの 「世にも奇妙な物語」(この番組、息子は大好きです)のタモリ役にあたる役柄がモンタギューおじさんですが、タモリよりもず〜〜〜〜っと不気味な感じがするし、物語も怖いですよ。

 私の印象に残った物語は、「額ぶち」。「剪定」かなあ。「道」も不気味でした。

 中には、怖い話ならではの「お決まりの展開」というものもあるにはあるのですが、でも、お決まりの展開であったとしても想像しながら読むと 不気味な雰囲気が満ちていて十分怖さを味わうことができると思います。

 ここから先はネタバレ。色を変えますね。
翻訳ものは、その本と自分の相性というものがあると常々感じています。結局のところ、その本の中の世界をれだけリアルに自分の頭の中に描けるかによって、本の味わいが変わってくるのだと思います。たとえば、「元ドア」の怖さは以前かいた 「があこちゃん」(記事にリンク)に通じるものがあると思うのですが、 「があこちゃん」の方が物語も短く、話も単純なのに怖さは文字通り背筋がぞっとするように大変強く感じました。 その原因は、モンタギューおじさん のこの話は、私がかなりの飛ばし読みをしてしまったので、その時代設定舞台設定をきっちりと私の頭の中に描くことができなかったのだと思います。 もしくは、があこちゃんは自分のこととして頭の中に描けたけれど、この話は「自分以外の誰かの話」であったからこその怖さの差かもしれないと思いました。 けれど、最近の日本の怖くない怖い話に比較すると十分に怖い話ではあります。

「移動」「体操」などの漢字にはふり仮名が付いています。

追記:夕べはこの中から、「剪定」「額縁」の部分を読み聞かせしました。息子は真剣な顔をして、「こわ〜」と言いながら聴いていました。 剪定を読んだあとおしまいにしようかと思ったところ、「もう一話読んで!」とリクエスト。怖い話は好きですねえ。やっぱり。読み終わった後は 「でも、20世紀少年の方が怖かった」と言っておりました。 20世紀少年(続編)、見たいというので友達とみに行ったのですが、怖かったらしいです。二人で蒼白な顔をして出てきました。(話がそれましたね)

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| 物語 | 10:45 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
「モンタギューおじさんの怖い話」読みました〜。怖かった〜。おもしろかった〜。一気でした。13才の息子に勧めたところ、さっそく読んでます。面白い話というだけでは、もう、手に取ろうともしなかったのに。「怖い話」というのはだれにとっても、いつの時代も、ウケルものなんだなあと思いました。があこちゃんもよくできてますねぇ、あんなに短いのに。
私は今回、この怖い話を読んで、表現するという角度から考えてみました。金田一秀穂さんが言っていたのですが、日本はずっと、作文の指導を「情緒一本やり」できてしまったらしく、昨今やっとそれを反省しはじめたようなのです。もっと作文を「事実と論理」で書こうという流れに変わってきたのです。ぞっとする感覚を文字で表し、いつでも誰の上にも、再現してみせるところが、つい「すごく」や「とても」、「怖い」を連発してしまう私や子どもには良いお手本になります。怖い本、また紹介してくださいね。
| | 2009/04/01 12:10 AM |
コメントありがとうございます。たしかに、怖い話が嫌いな人はあまり聞いたことがありませんね。怖ければ怖いほど「面白かった」と思う気持ちが大きいような気がします。怖い話の世界を旅して、本を読み終わり、無事生還できた喜びを感じるのでしょうか。(^^)

>もっと作文を「事実と論理」で書こうという流れに変わってきたのです。
>ぞっとする感覚を文字で表し、いつでも誰の上にも、再現してみせる

 なるほど。深く考えることなく「この本は、怖いなあ」と読んでいた本でしたが、たしかにそうですね。読んだ人が自分の頭の中に再現できる書き方であるからこそ、誰にとっても怖くて面白いんですね。

 「誰かに伝えたい」という気持ちがあっても、きちんと伝わらないということが大変多いです。とても難しい。 私も自分の発する言葉や文をもっと注意深く選ぶ作業が必要なのだなと反省しました。それこそ私にとって、大変高いハードルなのですけれど。
 


 
| pon2 | 2009/04/01 8:36 AM |
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