Locus

本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
<< 息子 小学校6年現在の オススメ「本」ベスト3 | main | 「ねこじゃら商店へいらっしゃい」 絶妙の話の順番 >>
「死を食べる」 事実に向き合う
息子:[★★★★]
母:[★★★★★] 
オススメ:[中学年][高学年][中学生] 大人
ページ数 【35】
合計冊数【551】 
蔵書状況:学校

死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉
死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉宮崎 学偕成社 2002-02売り上げランキング : 336467おすすめ平均 starstar忘れてはいけない視点Amazonで詳しく見る by G-Tools


 何気なく見つけた本でした。子どもも小学校の中、高学年くらいになってくると、食物連鎖とか、生き物は生き物を食べて生きているなどということは常識として知っています。けれども、動物が死んでからのその先を本当に時間をかけてみたことのある人はたぶんそういないのではないかと、ふと思いました。

 もちろん、私もあまり目にすることはありません。

カメラマンの著者は、動物の死を観察し続け、時間経過とともに写真に残します。それがこの本です。 たとえば、動物が死んで少しして、ダニが沈みゆく船から逃げるネズミのごとく(これも本当なのか都市伝説なのか?)どんどんと逃げていくということは聞けば当然のことながら初めて知りました。

 幸いなことにこれは写真集であり、臭いは感じることができません。たぶん、こういうところに遭遇したら、それなりの環境とかなりの決意がなければ最後まで観察することは不可能だろうと思いました。 さて、本来当たり前のことだけれど、目をふさいで通っていたことについて、写真で見ると、不思議に気持ち悪いというよりも知らないことを知る好奇心の方が勝ります。 そうして見ているうちに、この世の中で行われてきている当たり前のこと=自然の摂理がなんだかものすごく崇高なもののような気がして、感動してしまいました。 私の心の中では、今年有名になった「おくりびと」と同じくらいの感動がわき起こっていました。

 内容が内容だけに苦手な子もいそうですが、子どもたちの中には、興味を持ち、この本が好きだという子も多いのではないかと思います。よい本だと思います。

 漢字にはふり仮名がついています。

追記:息子はかなり真剣に読んでいました。もちろん知識としては小学校高学年なので知っていることは多かったと思いますが、引き込まれるものがあったのだと思います。

見る テーマ:《死》<死についての本の記事をまとめて表示


一方通行で書くより、読んで下さった方の反応があるといいなあと思い始めて、ブログ村に参加してみました。クリックやコメントをいただけると嬉しいです。
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村
| 絵本(自然科学) | 12:39 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
“おくりびと”何度視ても涙が溢れます。『いってらっしゃい。また会おうぞ』がかなりきました。
私は最近知りました。食事をする前に『頂きます』の意味を始めて知りました。お百姓さんなど、食卓に並ぶ前までに関わった人たちに感謝するだけではなく、その命(牛や豚など)に感謝して頂く事。その命を頂いて、自分は生かされているいることを感謝する言葉と知りました。また、あるテレビ番組で酪農の家族の話しがありました。その中で子牛が生まれてすぐ母親から離される。そのままにして置くと母親に寄り添い乳を飲むから。子牛に人工乳を与える。牡なら生まれてから2日後には売られていく。食べられるために…何とも言えない気持ちになりました。涙が溢れました。
生と死。食べられる為に生まれてくる…
何んのために生まれてくるのでしょうか?生をまっとうできない…
複雑な思いです…考えさせられます。
でも、スーパーに並ぶ肉は食べられます…


| | 2010/03/10 1:43 AM |
コメント承認が遅れて大変申し訳ありませんでした。そうして、コメントありがとうございました。

 私の命を考えたとき、私とともに生きている数えきれないくらいの菌がいます。そうして私が死んだらそれらの命もおしまいになるときかもしれません。また、私が死んだら、私は元素に戻りそれがまた他の生き物に利用されてその一部になり、先々命を持つことになるかもしれません。また、私の命を保つためには、他の命ある動植物を食べて行かねばなりません。

命というものは、大きな流れでつながっているものだとつくづく思います。そうして、それは仏教でいう輪廻転生とは厳密には違いますが、元素のレベルで考えると、ぐるぐると回っていることに気がつきます。一つ一つの命を 私の命・魚の命と考えることもできれば、大きな宇宙の中の流れとして、自然の一部として捉えることもできます。 

 私の命は、人間として多少長くても短くても宇宙全体の歴史に比較すれば大差ないくらいの短いものです。しかし、今、私が考えているこの考えは、形はありませんが、たぶん私を含む宇宙の歴史の中で、同じものはないであろうと思います。だれしもそうです。そう考えてみると、命というもの、人というもの、あなたと私という関係、すべてが本当に大切だという気持ちになりますね。

 命について考えると、考えても考えてもまだ足りないような気持ちになりますね。
| pon2 | 2010/04/15 4:01 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blo.pon.sub.jp/trackback/918482
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
PROFILE

種類別検索
年齢別オススメ(まとめて表示)
件数が多くなってきたので表示に時間がかかる場合があります。
息子の年齢とともに読んできた本なので、古い記事から新しい記事へと 対象年齢があがってきていますので、下のリンクで画面が表示されない場合は、 年・月別記事をご利用下さい。

リスアイコン 3〜5歳の本全部
ウサギアイコン 低学年の本全部
低学年向けlocusオススメ5つ星の本
低学年向けlocusオススメ4つ星の本
クマアイコン  中学年の本全部
中学年向けlocusオススメ5つ星の本
中学年向けlocusオススメ4つ星の本
トリアイコン 高学年の本全部
高学年向け補足
高学年向けlocusオススメ5つ星の本
高学年向けlocusオススメ4つ星の本
 中学生の本全部
 高校生の本全部
オススメの年齢について
男の子 息子のお勧めの本
STARS
シリーズ
シリーズ《11ぴきのねこ》
シリーズ《かいけつゾロリ》
シリーズ《海洋冒険絵本チム》
シリーズ《ワニのライル》
シリーズ《バムとケロ》
シリーズ《かえるくんとがまくん》
シリーズ《おれたち、ともだち》
シリーズ《きつねのこ》
シリーズ《ペチューニア》
シリーズ《マドンナ》
シリーズ《黒ねこ サンゴロウ》
シリーズ《キツネのかぎや》
シリーズ《妖怪アパート》
シリーズ《ダレン・シャン》
シリーズ《シノダ!》
シリーズ《ヒキガエルとんだ大冒険》
シリーズ《ハリスおばさん》
シリーズ《ルイスと魔法使い協会》


テーマ
CATEGORIES
更新のお知らせ
どちらでもお知らせ通知を受けることができます。
■1)このページの更新をメールでお知らせ

■2)
このブログの更新情報をメールで受け取ることができます。メールアドレスを入力してください


Powered by ブログメール
プライバシーポリシー
ブログリンク
アクセス解析しています
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
SELECTED ENTRIES
モバイル
qrcode
LINKS