Locus

本をあまり読まない小学生だった息子、
小学校2年の頃からの母と息子の児童書読書記録

息子:2010年に中学1年生になりました。
ポツポツと 「母が泣くほど感動した話」を好んで読んでいます。
(実は母が泣くのが面白いだけ?)
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。
でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
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「西の魔女が死んだ」 西の魔女のように年がとれたら
息子:読んでいません
母:[★★★]
オススメ:[高学年][中学生][高校生]〜大人
ページ数 【】
合計冊数【607】別ブログから写しましたがしっかりカウントしました。(^^;)
蔵書状況:家

入試に出る本カテゴリーを整理していて、なんとこの本が2006年の中学入試に出題された知りました。別のブログ(最近書いてないのですが)から記事を持って来ました。
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
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■説明
 まいは母の迎えで学校から家に帰ることになる。 母は英国人と日本人との混血。まいは黒に近く黒よりソフトな印象を与える瞳のママの目が好きだ。 「何があったの」「魔女がー倒れた。もうだめみたい。」 魔女とは英国人の祖母のこと。まいは、祖母の元で暮らした日々を思い出した。
 中学生にあがったばかりの周りも自分も どう自分を扱ってよいか分からないほどもてあます時期、まいは学校へ行けなくなってしまった。

■感想
 残念ながらデリケートなその時期からは少し遠く離れてしまった私は、息子もまた、今度はその時期にまだまだ遠い年齢であるために まいの悩みがあまり張り詰めては伝わってこない。
おばあちゃんのいい味も、ちょっともどかしくうまく伝わらない。(外国人であるということがそれを少し救っていると思う)ちょっともどかしい結果になった。
 しかし、本の内容から少し離れて客観的にみてみると、たとえば 「おばあちゃん」のような 日々いきるためだけに生きている、そういう人とのふれあいは生きる意味を見失った人たちにとても重要な意味を持っているのではないかとおもう。
 考えてみると、父親は家族の生活のため働くということが第一の目的になっているかもしれない。 母親も家族の生活の足しに働いている場合もあるかもしれないし、家族の世話をするために生きている部分があるかもしれない。もしくはこのまいの母のように、なんとなくまだ娘時代のわがままを残しながら娘と自分のウエイトを測り損ねてしまっているかもしれない。 お金や名誉や地位というもののために働くのではなくただ、生きるためだけに生きる。生きることを楽しむ。そんな忘れている生活を思い出すことが全ての基本なのかもしれないな。などと思ったりもした。
 
 「西の魔女が死んだ」という題で、てっきりファンタジーなのかとおもいつつページをめくると、そこには
さらりとした文体の現在の日本が書かれている。ちょっとした違和感を感じつつ読み進んだ。
さて、読み終えた私は、おもったほどどっぷりと本のせかいに浸りこめなかったことを残念におもいながらも、ふと「西の魔女のように年をとりたいな」などと思った。
 自然にさからわず、どっしりとしかし敏感にものごとをとらえつつ。そんなステキなおばあさんになれるだろうか。 


2006年に日大二中・大宮開成中で出題されたそうです。
読書シリーズ:《入試に出た》 <中学校入試に出た本をまとめて表示


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