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本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
「がたごとがたごと」 ミッケ!的楽しみ方も
息子:読んでいません
母:[★★★★★] 
オススメ:[3〜5歳][低学年]
ページ数 【31】
合計冊数【554】
蔵書状況:学校

がたごとがたごと (絵本・こどものひろば)
がたごとがたごと (絵本・こどものひろば)内田 麟太郎 西村 繁男 童心社 1999-04売り上げランキング : 74245おすすめ平均 starstar意外な展開にびっくり!starがたごとがたごとと進むにつれて興奮してくる一冊です。star大人も結構楽しめるよー!Amazonで詳しく見る by G-Tools


ひとつ前の記事に続いて電車の本です。 これもなんとなく手に取ってみたら、展開にびっくり! よく見ると 内田麟太郎さんの作なんですね。 私にはツボでした。 お客がのって降りるだけの物語なのにこんなに楽しいなんて。

 絵本をおいた後に、いろんな想像が広がります。

ちょっと発見したことがあります。お気づきになる方もあるかとおもいつつ、本を読み終わった後、これに気付かないともったいないと思うので。

私が発見したのは、乗る前の人と降りる人。服装や持ち物をみるとどの人がどの人か探すとすごく楽しいですよ。

ひらがなのみ、見開きに10文字前後です。(アマゾンの評には完全ネタばれ状態のものがありますねー)

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| 絵本(ものがたり) | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
「かもつれっしゃのワムくん」 電車オタク出発!
息子:読んでいません
母:[★★★★] 
オススメ:[3〜5歳][低学年][中学年]
ページ数 【30】
合計冊数【553】
蔵書状況:学校



かもつれっしゃのワムくん (のりものえほん (8))
かもつれっしゃのワムくん (のりものえほん (8))横溝 英一 小峰書店 1984-01売り上げランキング : 249377おすすめ平均 starstarお話のテンポが最高star何十回も読まされました。Amazonで詳しく見る by G-Tools


電車の絵本を探していて、気に入ってしまいました。表紙はとても気まじめな雰囲気を醸し出しています。 私のツボとしては、電車もさることながら、植物の絵がきちんと描かれていること。ほら、表紙もクズやオオマツヨイグサ(だとおもう)が現実の世界のようですよね。

 表紙を開くと、ワムくんの名前の謎がわかります。へえ〜。そいういうことだったのかと納得納得。ここいらで、’鉄の入った’子はノックアウトなのではないでしょうか。ワムくんの番号は ワム93287(くさにはな) このあたりも気がきいています。
 挿絵の、ヒルガオ、タケニグサ、日頃見かける草に花が咲いています。

 田舎の絵を見て、どこかで見たような。。と懐かしさを覚え、トラックにひそかに目の玉がついていて、かわいらしかったり。とにかく、写実と知識とちょっとしたお遊びが絶妙なバランスなんです。

 いろんな発見を話し合いながら一緒に読むと楽しいと思います。
私は終わりから2枚めくった見開きページの絵がとても好きでした。

ひらがな、カタカナ。カタカナにふりがなはありません。見開きに200文字位です。

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| 絵本(ものがたり) | 13:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏はこわい話 「ゆうれい新幹線とちゅう下車!」
息子:読んでいません。
母:[★★★]
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【134】
合計冊数【487】
蔵書状況:家next

ゆうれい新幹線とちゅう下車! (PHP創作シリーズ)
ゆうれい新幹線とちゅう下車! (PHP創作シリーズ)杉山 径一PHP研究所 2002-03売り上げランキング : 757289Amazonで詳しく見る by G-Tools


 一昨年だったか昨年だったかに購入してそのまま積まれていた本です。あの頃、息子は怖い話が好きだったからいろいろ取り揃えたのになぜか途中まで読んでやめていた本。今年引っ張り出してみると 文字が大きい! 「これ、読んだの?」と息子に聞くと「うん。途中までは読んだよ」とのことなので、私も読んでみることにしました。
 すると息子、「怖い?」だそうで、思ったよりもシリアスな展開に怖くなって読むのをやめたというのが本当のところみたいです。
 まだまだ幽霊やらオバケやらが怖い年ごろなんですね。

雰囲気としては テレビドラマの「トリック」と同じように依頼者があってそれを解明するという話です。本の裏表紙をみてみると、シリーズもので怖い話ばかり解決することになっているみたいです。主人公はもちろん子どもたち。 オチは明るいけれど、やっぱり怖いかしら?  周辺状況が現実の世界と変わらないので余計に怖さが増すのかもしれませんね。

 私としては、そこそこ、普通に読めた。という感じでしょうか。
列車、座席などの漢字にはふり仮名があります。 

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テーマ《オニ・ばけものの本》
<オニ・ばけもの妖怪などの記事をまとめて表示


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| 物語 | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
素敵な脱日常 「風力鉄道に乗って」
母:[★★★★]
息子:[★★★★★]

オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【189】


風力鉄道に乗って
風力鉄道に乗って斉藤 洋 理論社 1990-10売り上げランキング : 367316おすすめ平均 starstar★毎日の生活にちょっと疑問を感じている君、読んでみて★Amazonで詳しく見る by G-Tools



 佐々木マキさんの絵に引かれててにとった物語。作は斉藤洋さん。

<3パーセントの食塩水が30キログラムあります>なんていう唐突な書き始めではじまるこの物語、主人公の 「ぼく」の不思議で素敵な旅のはじまりがあるなんて 最初の一行からは想像もつきません。 ぼくは、どうやら小学校6年生。算数の問題集を抱えて模擬テストに行く途中だったのだ。

 ひょんなことから風力鉄道に乗り込んでしまったボクが体験する出来事は魅力的で「本当にこんなことがあればいいな」とあこがれてしまう。 息子も「え?そうなの?」と口にだしながら物語を楽しんでいた。
 
 この本を読んだらぜひ、物語が終わった後、最後の最後ページ(出版情報の後ろのページ)も読んで欲しい。

 ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに450文字程度

 6年生向けといっても、比較的字も大きいので、中学年くらいから読めると思います。

ー追記ー

 息子は物語を面白がりながらも、「読んで〜」と私に読ませる部分も多かったので、「なんでだろう?」と思っていました。今読み直してみたら 車掌などの文字も、最初の1回だけ振り仮名がついているだけなので、読めない漢字があって、難航していたのかもしれないと思い当たりました。

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追記:後日談です。2007年時点では、私が途中まで読んでやったわけですが、その後息子はこの本を何度も何度も読むことになりました。よほど好きだったようです。2009年6年生の段階で、思い出深い大好きな本になっているようです。

内容について少し書いてみることにしました。
感想と内容についてもう少し知りたい方はこちらへどうぞ。(ネタバレあり)
私のネタバレ用のblogです。
読書茶色の目「風力鉄道に乗って」 


見る 作家:《斉藤 洋》<斉藤 洋さんの本をまとめて表示


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| 物語 | 13:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
寡黙なサンゴロウがステキ 「キララの海へ」
母:[★★★★★]
息子:[★★★★★]

オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【141】

キララの海へ
キララの海へ竹下 文子 偕成社 1994-07売り上げランキング : 95915おすすめ平均 starstarブロックを超えてAmazonで詳しく見る by G-Tools


 黒ねこサンゴロウシリーズ2冊目。一冊目から話はすっかりととび、サンゴロウはウミネコ島にいます。 友達もいるようです。医者のナギヒコ。 はやり病のネムリ病の薬をつくるガラス貝をとるために、危険な海域にでかけていくサンゴロウ。
 1冊目は人間の世界の出来事で、主人公の男の子の小さな冒険の話だったけれど、今回はすっかりと物語の中の話になり、冒険もどうなってしまうのか想像できないくらい起伏にとんでいてとても面白い。 息子は、「サンゴロウが××だし、どうなっちゃうかと思った」と感想をのべていました。
このシリーズ。病み付きになるくらい面白いです。

ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに350文字程度です。

シリーズ:《黒ねこ サンゴロウ》 <サンゴロウの記事をまとめて表示

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| 物語 | 16:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドキドキする身近な冒険 「黒ねこ サンゴロウ 旅のはじまり」
母:[★★★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【125】

旅のはじまり − 黒ねこサンゴロウ <1>
旅のはじまり − 黒ねこサンゴロウ <1>竹下 文子 鈴木 まもる 偕成社 1994-07売り上げランキング : 172155おすすめ平均 starstarはじまりstar色褪せない物語Amazonで詳しく見る by G-Tools


 一つ前の記事のドルフィンエクスプレスを検索していたら、こちらの本の方が最初にあったとの話を発見して興味を持ちました。
私はドルフィンエクスプレスより、こちらの方が好きかも。

 主人公はケン。今日は特急マリン号にのってひとりでお父さんの出張先までの旅。ホームまでついてきたお母さんはとても心配そうだけれど、ケンはわくわくしていた。一人旅ができるから。三日とまってまたひとりで帰って来るのだ。 ひとり旅とは言っても、この電車に乗って目的地の駅につけば、お父さんが迎えにきているということになっている。

 ところが、

「しつれい、ここ、あいてるかい。」頭の上で、すこししゃがれた声がした。「はい、あいています。」返事をしながら、ぼくは、ふりむいた。そして、おどろいた。だって、座席の横にたっていたのは、ねこだったんだから。
 いっぴき、っていうのかな。ひとり、っていうのかな。とにかく、ねこだった。


であった猫の名前は サンゴロウという名前だった。そうして、サンゴロウに出会ったことで、ケンの冒険が始まる。

 子どもの頃、ひとりで何かするというのはものすごくドキドキして緊張する出来事だった。 なれないお留守番もそうだし、お遣いもそう。はじめて、ひとりで病院に行ったときもそうだった。うまくできるだろうかと緊張しながらもやりとげたときの安堵感と達成感はとても気持ちのよいものだった。
 電車での一人旅はいつがはじめてだったろう。

 そんな一人旅の高揚感と、そうしてわくわくするような冒険がつまった物語だった。

大人になった今でも、新しいことにチャレンジするときはやっぱり緊張して、ドキドキする。できるかな?できないかな?と思う思いは子どもでも大人でも一緒。でも、できたときの喜びは、やっぱり子どものときの方が大きかったような気がするなあ。
 
ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに350文字程度です。

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| 物語 | 16:13 | comments(1) | trackbacks(0) |
夢の終わりは新しい夢のはじまり 「ドルフィン・エクスプレス」
母:[★★★★]

オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【140】

ドルフィン・エクスプレス
ドルフィン・エクスプレス竹下 文子 岩崎書店 2002-05売り上げランキング : 213966おすすめ平均 starstarもう一人のサンゴロウ?Amazonで詳しく見る by G-Tools


一つ前の記事の「三日月ジョリー」の前の巻。ドルフィン・エクスプレスシリーズの第一巻。
 主人公テールはみなしご。<ルチア園>で育ち、ヨットレーサーになった。レースの腕は一流。その腕を生かして今はスピードが売り物の高速配達員として働いている。

 ろくでなしにはなりたくない。なさけない人生をおくりたくない。必要なものは自分の手でつかみとってやる。すくなくとも、いま、じぶんが、じぶんだ、と自信をもっていえる生き方をしたい。


でも、その仕事のスピード感も、やりがいも、手ごたえも、ちょっとしたきっかけで、がらがらと積み木の家みたいにくずれてしまうことが、もうわかっていた。(略)
機械の部品みたいに、とりかえがきく。はっきりいって、そういうところなんだ会社ってやつは。


その彼が、不思議な宅配便との関わりから見つけたものは...

 自分がいようがいまいが、何も変わらないように思えるときがある。でも、自分は社会のために生きるのではなくて、自分のために生きるんだよね。自分の生きる意味ってなんだろう。自分の目標ってなんだろう。

 読んでいて、じんわりと元気がでてくる。不思議な雰囲気のお話です。

ひらがな、カタカナ、漢字(振りがなつき)1ページに400文字程度です。 

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| 物語 | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
森の絵は本当に怖い 「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」
母:[★★★★]
息子(入学前):[★★★★★]
息子(現在):[★★]

オススメ:  [3〜5歳][低学年]
ページ数【42】
合計ページ数【3165】

いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう

 男の子には「電車」「自動車」「ヒーローもの」ブームがかなりの確率でやってくるようです。息子も電車から始まりこの3つをとおってきました。 中には大人になっても電車マニアとして残っている人もいらっしゃいますね。 SLに乗りに行くと三脚をもったりして熱心に写真を撮っている人、写真撮影のために来ていると思われる人はやはり男性の比率が大きいような気もします。

私は、こどもの頃に時計を分解したり少し大きくなってからはラジカセを分解したりしましたけれど、機械物に対しては単なる興味でしかなく、擬人化したり思い入れする事はちょっとハードルが高いという感じ。 昨日そういう話を夫としていて、「私はぬいぐるみや人形には感情移入できるけど、機械にはなかなかできないなあ」なんていうと 「機械もおなじじゃない」と夫。 いや、理論的にはそうであっても、心情的にはそうではないのですよ。 「顔がついてないからかなあ」と私。 ま、車も正面からみると顔にみえなくもないですが、表情も想像できないしねー。 そういう意味からすると 機関車トーマス。顔がついていてヘンなの。。。と当初は思いましたが、擬人化して捕らえにくいと思う人にも捕らえやすい配慮だなあと思いました。 トーマスだったらとりあえずお話の中の登場人物として認識しやすいです。<あくまで私の話。

さて、息子ですが、この話は昔は本当に大好きでこれも何回も何回も読まされました。読み聞かせするときは 「ちゅうちゅうしゅっしゅっしゅ」というちゅうちゅうの走る音を 情景にあわせて読みたいと苦労しました。
 絵は版画のような黒一色ですが、迫力は満点。特に森の場面はおどろおどろしさ満点です。

 ところが息子は、この本は卒業してしまったみたい。昔あんなに何度も読んでくれとせがんだのに、今回読んだ後には「今はそれほど好きじゃない」と言っていました。(誤解のないように一応書いておくと、彼が自分で本棚から出して読んでいたのであって、私が「読め」と強要したわけではありません)文字数としては 小学校低学年向きだとおもいますし、良い絵本として有名なものですが、やはりその本が好きかどうかというのは その本との出合いがあってこそ。
 息子には彼が電車が大好きだった頃にたくさん読み聞かせできてよかったと思いました。その頃この本に、出会ったことはすごくラッキーだったと思います。もしかすると今は思いいれがなくなったこの本ですが、彼が大人になった頃になにかのきっかけがあって、またこの本を味わいながら読むことがあるかもしれません。

文はひらがなのみ。1ページに100文字程度です。

ちなみに、作者のバージニア・リー・バートンは こちらの
「ちいさいおうち」でも有名です。

ちいさいおうち
4001105535ばーじにあ・りー・ばーとん いしい ももこ 岩波書店 1965-12売り上げランキング : 8,618おすすめ平均 starstar家族みんなにおすすめstar懐かしいstar出会えてよかった!Amazonで詳しく見る by G-Tools


 都会の開発にまきこまれたちいさいおうちの話が淡々とほのぼのと書かれている本で、有名な絵本です。絵はかわいらしく、文字も少ないけれど、内容は小さい子どもにはむつかしいかもしれません。むしろ大人のためにあるような本だと思います。

 絵本としては文字と丁寧に書かれた絵が調和して、素敵な構成で絵を見ているだけでも楽しい絵本です。

これも、書評を見て息子のために購入したものですが、息子はほとんど見向きもせず、一回読み聞かせた程度です。田舎で暮らし、都会で暮らした経験がある大人にこそ、最適な絵本かもしれません。
 息子は都市近郊そだち。まだこの本に共感することということはないからこその反応なんじゃないかなーと思いました。 私が読み聞かせて以来彼はこの本を手にとっていないので、先々手にとって読んで感想があるようだったらまたこちらに書こうかと思います。

 こちらは100〜200文字前後 一年生で習う位の漢字が含まれ、振り仮名はついていません。40ページです。

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| 絵本(ものがたり) | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
車のしくみが楽しい「カーブック」
母:[★★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [3〜5歳] [低学年] [中学年]

ページ数【29】
合計ページ数【2555】
カーブック

文字がほとんどないので 読書ページに計上してしまうのはちょっと?と思えますが。
子どもたちにも人気の車の中が覗けるという画期的な絵本。透明のセルに少しずつ絵が印刷されていて重ねていくことで車の構造がわかるようになっています。
 
 絵の物語も少しずつ進んでいきます。たとえば、パトカーのページでは銀行に強盗が入って、警察が到着して。。という感じです。 絵を重ねていくことは幼児でも楽しめます。小学校中学年までを対象としたのは 車の仕組みを解説したページでエンジンやらジョイントやらラジエーターやら部品の仕組みが解説してあること。車の解剖という感じで、からくり好きな子どもは楽しんでみることだと思います。 文字はひらがなとカタカナです。

※BL出版さまご連絡を差し上げたところ、表紙ページのみの掲載をお許しいただきました。
中ページの掲載は翻訳絵本の関係もあり版権などの問題で難しいとのことです。残念ですが、ここに掲載していた写真は掲載を止めました。m(__)m

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| 図鑑・事典 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
いうなれば カツオくん 「クックとプッケ とことんいたずら」
母:[★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [低学年][中学年]

ページ数【47】
合計ページ数【2016】

とことんいたずら
エルジェ作 / ほりうち もみこ訳富山房 (1995.3)通常1??3週間以内に発送します。


8月22日に書いた クックとプッケゆかいなふたりのシリーズです。
いたずら度合いは サザエさんのカツオ君をもう少しパワフルにしてちょっとした冒険的要素があるような主人公です。

 見開きで1話になっているマンガ絵本で、字がまったくなく絵だけで話が進むページもあります。
息子は 車や飛行機が出てくることや木でそれを作ってしまう話があったりするところがお気に入りのようです。

文字はひらがなとカタカナ。 マンガですからほとんどせりふだけに字がかいてあり、せりふのないページには字がありません。

ちょっと本に疲れた息子はこれで2000ページになるということで読みました。(ま、そういう動機もたまには良いかも)おめでとう2000ページ

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| 絵本(ものがたり) | 07:29 | - | trackbacks(0) |
なんでも作ってみて楽しい「メロップスのわくわく大冒険2」
母:[★★★★★]
息子:[★★★★]

オススメ: [低学年]


ページ数【68】
合計ページ数【1969】

メロップスのわくわく大冒険 (2) (児童図書館・文学の部屋)
メロップスのわくわく大冒険 (2) (児童図書館・文学の部屋)トミー・ウンゲラー 麻生 九美 評論社 1986-02売り上げランキング : 505544Amazonで詳しく見る by G-Tools



ヘビのクリクター 素敵な3人組と同じ トミーウンゲラーの絵本です。
このお話は 豚の一家メロップス家。 ムーミン谷のムーミン一家を思い出すような、ほのぼの、のんびりとしていながら少しドキドキするような冒険ものがたり。こころがふと暖かくなるようなエピソードが素敵な絵と文であらわされています。

 この絵本を見ていると余白の生かし方というか、絵と文のおき方のバランスというものをつくづく大切なものだと感じます。それが絵本全体をまとまりにあるものにして物語の楽しさを引き立てているように思います。

先日書いたディズニーの絵本。ジャイアントピーチ。絵のすばらしさが生きていないように思ったのは、絵のすばらしさに比較してその文字部分と絵とのバランスが生かされていないように思いました。
 一律型にはめてさっさと作ったような感じがします。

それに比べてこの本は一つ一つの絵と文がうまく調和してページをめくるだけで楽しい。 これは特に2話目の「メロップス一家のクリスマスイブ」で顕著に感じます。ぜひ大人には余白を楽しみ、本全体を作品として味わって読んでほしいと思います。(表紙写真があるサイトがみつからなくてとても残念です)ネットで検索するといくつかヒットしました。

こちらのページの下のほうで表紙画像が確認できます。

息子は、第一話のメロップス一家、空へ の冒頭をよみはじめたらもうすっかり引き込まれてしまい、あっという間に読み終えてしまいました。
お父さんの設計した飛行機を兄弟で作って飛ばせるなんて なんてわくわくすることでしょう。そうして。。。

漢字には振り仮名があります。1ページの文字数は100文字程度です。

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| 物語 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
男の子はやっぱり飛行機が好き 「バムとケロのそらのたび」
母:[★★★★]
息子:[★★★★]
オススメ: [3〜5歳] [低学年]

ページ数【30】
合計ページ数【163】
■バムとケロのそらのたび
バムとケロのそらのたび島田 ゆか 文溪堂 1995-10売り上げランキング : 8057おすすめ平均 starstarカラフルstar読みづらい・・・starページ一杯に、作者のハイセンスが溢れてる!!Amazonで詳しく見る by G-Tools


 息子が年中の頃に購入して何度か読み聞かせした本です。このシリーズの色使いや小物の書き込みが私のツボをついていて、私のほうが気に入って購入したという感じかもしれません。 物語の筋も奇想天外ですし、読み終わったあとは探し絵として利用したこともあります。 ここに出てくる小物は皆かわいらしくて 「本当にあったら欲しいな」と思うものも多い。
絵本全体は緑・オレンジ・赤という元気な色がバランスよく配色されていてあかるくて元気な絵本に仕上がっています。
 年中の頃にげらげらわらいながら聞いていた息子も今回はさっさとゲームをしたいばかりに(※今度いきさつを書きます)引っ張り出してきて読んでいました。
 
中の文字はカタカナとひらがな。カタカナにはふりがなはありません。
1ページの文字は20文字から50文字というところ。

息子はなにげなくさらっと読んでいたけれども、飛行機での冒険のこの話しは7歳になってもそこそこ好きなようで、ケチャップを血と間違うところが面白かったなどとそこそこ楽しんでいるようでした。

バムとケロシリーズの中ではこの本が一番好きなようです。

シリーズ:《バムとケロ》 <バムとケロの記事をまとめて表示

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