2006.12.13 Wednesday
誠実で冷静な目をもつサンゴロウ 「やまねこの島」
母:[★★★★★]
息子:[★★★]
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【156】
母はうみねこのサンゴロウに首ったけ。どんどんサンゴロウの話を読み進めたいのだけれど、息子の方がトーンダウン。 実は息子はまだ人間が主役の話でないとノリがわるいのです。
赤木かん子さんによると、「リアル系が好きな子」という区分があります。
息子は、最近本を読むようになったもののまさにこれです。
1年生のときに、教科書に「くじらぐも」というお話がのっていました。 くじらのような雲にのって。。。という夢が一杯のお話ですが、 息子が書いた感想は以下のようなものでした。
他のお子さんの
ぼくも、「くじらぐもさん、こんどはわたしものせてね」という感想がどんなにうらやましかったことか。
さて、息子のノリが悪いのは、登場するのが猫だけになってしまったからだと思います。そういう関係で、このままずっとシリーズを読み続けたい母も、もう少し時期を置いて 息子も猫が主人公の話が読めるようになったら読んでみようかと思っているところです。
というのも、主人公が人間であれば、竜の話であろうが、カッパの話であろうが、魔法をかけられたドードー鳥だろうが、楽しんで読んでいるようなので。もう少しの辛抱かなと思っています。
あ、サンゴロウの魅力を書くのを忘れました。今回は山猫族の島に着きます。決して友好的ではない山猫族にはやり病が出ているのを助けるために。 山猫、海猫と種族は違っていても、相手から歓迎されているわけではないとわかっていても、命を助けるために、自分の命を危険にさらすことになっても 自分が正しいと思う道を進むサンゴロウの強さに、母はノックアウトされています。
ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに350文字程度です。
シリーズ:《黒ねこ サンゴロウ》 <サンゴロウの記事をまとめて表示
息子:[★★★]
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【156】
やまねこの島 − 黒ねこサンゴロウ〈3〉 | |
竹下 文子 鈴木 まもる 偕成社 1994-09売り上げランキング : 55617おすすめ平均 うみねこ族とやまねこ族Amazonで詳しく見る by G-Tools |
母はうみねこのサンゴロウに首ったけ。どんどんサンゴロウの話を読み進めたいのだけれど、息子の方がトーンダウン。 実は息子はまだ人間が主役の話でないとノリがわるいのです。
赤木かん子さんによると、「リアル系が好きな子」という区分があります。
リアル系がすきな層は本当に起きたことが好きなので、嘘っこの小説は好かないのです。だから、大人たちがこれが本だと思っているものは好まない。だから本嫌いだとされているのですが、本が嫌いなのではなく、嘘、本当には起きないこと、が嫌いなだけなのです。(日能研 知の翼2006年12月号 記憶の中の子どもの本 赤木かん子)
息子は、最近本を読むようになったもののまさにこれです。
1年生のときに、教科書に「くじらぐも」というお話がのっていました。 くじらのような雲にのって。。。という夢が一杯のお話ですが、 息子が書いた感想は以下のようなものでした。
くじらぐもにのるのは、まちがっています。なぜなら、おちてしまうとあぶないからです。
他のお子さんの
ぼくも、「くじらぐもさん、こんどはわたしものせてね」という感想がどんなにうらやましかったことか。
さて、息子のノリが悪いのは、登場するのが猫だけになってしまったからだと思います。そういう関係で、このままずっとシリーズを読み続けたい母も、もう少し時期を置いて 息子も猫が主人公の話が読めるようになったら読んでみようかと思っているところです。
というのも、主人公が人間であれば、竜の話であろうが、カッパの話であろうが、魔法をかけられたドードー鳥だろうが、楽しんで読んでいるようなので。もう少しの辛抱かなと思っています。
あ、サンゴロウの魅力を書くのを忘れました。今回は山猫族の島に着きます。決して友好的ではない山猫族にはやり病が出ているのを助けるために。 山猫、海猫と種族は違っていても、相手から歓迎されているわけではないとわかっていても、命を助けるために、自分の命を危険にさらすことになっても 自分が正しいと思う道を進むサンゴロウの強さに、母はノックアウトされています。
ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに350文字程度です。
シリーズ:《黒ねこ サンゴロウ》 <サンゴロウの記事をまとめて表示
一方通行で書くより、読んで下さった方の反応があるといいなあと思い始めて、ブログ村に参加してみました。クリックやコメントをいただけると嬉しいです。
にほんブログ村