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本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
「SOS!あやうし 空の王さま号」 イタチが目にうかぶ
息子:よんでいません
母:[★★★★★] 
オススメ:[中学年][高学年]
ページ数 【138】
合計冊数【566】
蔵書状況:学校
SOS!あやうし空の王さま号―ヒキガエルとんだ大冒険〈4〉 (児童図書館・文学の部屋)
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 最近、このヒキガエルシリーズに凝っています。スリルと躍動感に満ちた物語と、情景がすぐに目に浮かぶような描写力が魅力なのかもしれません。

 それにしても、ウォートンは多才なカエルです。今回は、とうとう気球まで作ってしまいました。気球の素材も素晴らしいです。私はとても思いつきませんでした。そうして、その気球のおかげで、またもや冒険が始まってしまうわけです。今回はイタチが出てきます。いかにも悪そうないたち達ですが、じゃれあっているいたち達が目にうかぶようで、そうして、例の如く根っから悪い奴らではないんですよ。愛すべき悪イタチ達です。 途中の描写など、小学校での子どもたちの1シーンにかさねてしまい、苦笑してしまいました。そこが、児童書としてイイナと思います。 子どもたちにとっても親しみやすいのではないでしょうか。

 白黒の挿絵がところどころにあります。(この挿絵がまた良い味なんですよ。) 動物、害などの漢字にはふりがながついています。中学年くらいにお勧めですが、高学年も、たまにこういう読むのが楽な本を読むとほっとするのではないかしら?

見るテーマ《カエルの本》
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| 物語 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ウォートンとモリネズミの取引屋」 カエル界のインディジョーンズ
息子:読んでいません
母:[★★★★] 
オススメ:[中学年][高学年]
ページ数 【130】
合計冊数【560】
蔵書状況:学校
ウォートンとモリネズミの取引屋―ヒキガエルとんだ大冒険〈5〉 (児童図書館・文学の部屋)
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 ヒキガエルとんだ大冒険シリーズと名前が付いています。それの5巻目がこの巻になります。以前書いた ウォートンとカラスのコンテスト(記事へリンク) や、火よう日のごちそうはひきがえる(記事へリンク)と同じシリーズです。 今回はヒキガエル兄弟なかのウォートンの冒険話です。
冬ごもりの前におばさんの家に出かける途中、ウォートンはやまねこに追いかけられている モリネズミに会います。その時はウォートンのとっさの機転で逃げることができ、モリネズミと知り合いになって別れました。 ところが、目的地のおばさんの家についてみると、おばさんは謎の失踪をしている。 さて、おばさんはいつからいなくなったのか。どうしていなくなったのか。どこへいったのか。 ウォートンは探しはじめて。。。というお話です。
 いつもながらにテンポの良いお話で楽しく読めました。このシリーズ、読んでいるとクセになりそうに面白いので、シリーズをまとめて表示できるようにしようと思います。

雑草、調べる、追うなどの漢字にはふり仮名が付いています。ところどころページにはモノクロの挿絵がはいっていてこの挿絵がまたいい味をだしています。 小学校中学年向けだと思いますが、読書力のある子ならば低学年くらいから読めるかもしれません。私が読んで面白いくらいなので、高学年でも動物の話が好きな子にお勧めです。

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「ウォートンとカラスのコンテスト」 大冒険で温かい
息子:読んでいません
母:[★★★★★] 
オススメ:[低学年][中学年][高学年]
ページ数 【144】
合計冊数【556】
蔵書状況:学校

ウォートンとカラスのコンテスト―ヒキガエルとんだ大冒険〈7〉 (児童図書館・文学の部屋)
ウォートンとカラスのコンテスト―ヒキガエルとんだ大冒険〈7〉 (児童図書館・文学の部屋)ラッセル・E・エリクソン ローレンス・ディ フィオリ Russell E. Erickson Lawrence Di Fiori 評論社 2007-12売り上げランキング : 311330Amazonで詳しく見る by G-Tools


 以前読んだ「火曜日のごちそうはひきがえる」(記事へリンク)の7話目、最終作です。実は1作目があまりにも面白くて印象に残っていたので、次作以降を敬遠してしていました。一作目に比べて面白くない話だったら残念だと思っていたのです。
 今回自分で置いたそのハードルを越えて最終巻を読んでみることにしたのは、7巻も続いているということはやっぱり面白いんではないかと思ったからです。
 
 2匹のカエルとなると、ガマくんやカエルくんたちと本当にかぶってしまうのですが、余韻の多いガマ君たちに比べてこちらは登場人物が生き生きとドラマを繰り広げるところが少し違うと感じるところです。私はまったりとしたかえるくんがまくんも好きですが、元気一杯のウォートンたちの冒険はまったく印象が違っているところが大好きです。

 さて、今回は、おじいちゃんの金時計にまつわる冒険。意地の悪そうなカラスが表紙にもあります。カラスたちに奴隷にされそうになったウォートンたちが繰り広げる冒険です。スピード感に満ちた展開は一作と変わりませんし、読んだあととても暖かい気持ちになるところも一作と変わりません。私はラストのおじいちゃんが良かったなあ。オススメの一作です。

 磁石 時計などの漢字にはふり仮名がついています。低学年で習う漢字や、カタカナにはふり仮名はありません。ところどころ挿絵があり、読書力のある子なら低学年から読めるかもしれません。

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結婚できない男 「火よう日のごちそうは ひきがえる」
息子:[★★★]
母:[★★★★★]
オススメ: [低学年][中学年]
ページ数【102】文庫版のページ数
合計ページ数 読み聞かせ+ところどころ息子が読みました

火よう日のごちそうはひきがえる
火よう日のごちそうはひきがえる
下が文庫版です
火よう日のごちそうはひきがえる
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火よう日のごちそうはひきがえる
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 新書サイズとハードカバーと二種類でているようですね。この本、本当に面白い。おなじく友達同士のかえるのお話、「ふたりは〜」シリーズのがまくんとかえるくんと比較すると、文字が少し多くて1冊が一つの物語になっているところが違います。

 がまくんとかえるくんのほのぼのとしたゆったりした起伏の大きくない時間の流れと対照的に、こちらははらはらしたりドキドキしたりの起伏が大きく、物語の展開に心を奪われます。 私は息子よりも先にこの本を読みました。前半、事件が起こるまでは 何気なく読んでいたのですが、事件が起こってからは「どうなるのだろう」とはらはら。最後は暖かい思いでつい涙がホロリ。

 主役のウォートンとおなじかそれ以上存在感があるのが、みみずくです。
「友だちなんかほしくもないし、ひつようもない。」
と言い放ちます。

 読み進むにつれて、ミミズクの性格が丁度今放映されている「結婚できない男」の信介とかぶってきました。

息子に「結婚できない男みたいなんだよー」と言うと「どれどれ」とちらりと読んで くすくす笑いながら「ほんとうだー」と。

残念だったのは、読んだ時期が悪かったです。夏休みのバタバタしたさなかだったので、私も落ち着いて読書できるような状況でなかったし、息子はなおのことそういう状況ではありませんでした。
もっと落ち着いてじっくり読めるときだったら、きっと心に残る一冊になったろうになあ。
 私はこの本がとても好きだったので、文庫版を買おうかと思い始めています。

 挿絵もすごく味があるので、本を置くスペースに際限が無いのだったら、ハードカバー版(の方がやはり”本”としての完成度は高いと思う)が欲しいのですけれどねえ。

ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがなつき)1ページに300文字程度です。(ページ内文字数は文庫版の文字数です)

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