Locus

本をあまり読まない小学生だった息子、小学校2年の頃からの母と息子の読書記録

息子:現在高校生です。最近は児童書はよみませんね〜。
母:本は大好き。息子に本の楽しみを伝えたい。でも、息子に伝えるのは難しい。 

*********************************

*ネタバレしないように書いています。
<ネタバレバージョンはカレンダー下(サイドバー)にリンクした茶色の目に>

*年齢別・テーマ別・★別はカレンダーの下側に表示用リンクがあります。
「魔物の森のふしぎな夜」 シノダ! 推理も楽しい
息子:読んでいません
母:[★★★★★]
オススメ:[中学年][高学年]
ページ数 【251】
合計冊数【603】
蔵書状況:学校

シノダ!魔物の森のふしぎな夜
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 シノダ!シリーズの第4弾です。出たのは知っていたけれど、読むのは今になってしまいました。今回はお父さんとお母さんが子どものころの出会いの物語です。物語に入っていけるかどうかというのは、その本を楽しめるかどうかにかかわってくると思います。あまり面白みを感じない本は最後まで物語に入り込めずに終わってしまったり、一生懸命入りこもうと努力してやっとどうにかなったりという経験もあります。 ここのところ、どちらかというと入りにくいものを読むことも多かったので、このシノダの冒頭にはやられました。
その夏、門前町を一つの事件がゆるがしていた。事件というのは、つまり、”まんだら子ども会”の主催する”夏の自然学校”のもうしこみ者数が、たったの三人だったということだ。

 というこのひとことで、コミカルな本の雰囲気を伝えられ、なぜそれが事件になるのかという疑問に探究心を刺激されて すんなりと物語の世界にワープできてしまったのです。

やっぱり富安さんだわ。つかみはok。うまいです。

魔物の森、夏の自然学校、おまけに前作を読んだことがある人はお母さんは狐。お母さん方の親戚ももちろん狐だと知っていますから、そこまで分かれば物語はマンネリになってしまう場合もありそうです。私も気軽に読み始めていたのですが、中盤以降の謎解きには燃えました。う〜んそうだったのか。やられました。そういうことだったのか。

 と、大変楽しい本でした。まだまだ続編が出るとのこと。楽しみに待っていたいと思います。

そうそう。今回も夜叉丸おじさんがお騒がせ虫なんですよ。

待機、質問、磁石などふり仮名がついています。このシリーズは、本が苦手なお子さんにもお勧めです。このシリーズが本好きになるきっかけだという人も多いだろうと思います。 初めて読む方は台一作のチビ竜からがお勧めです。↓のシノダ!のリンクで、シリーズをまとめて表示できます。

見るシリーズ《シノダ!》<シノダ! の記事をまとめて表示

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| 物語 | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
今度はカッパ? 「シノダ! 鏡の中の秘密の池」
母:[★★★★★]
息子:読んでいません
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数 【267】

合計冊数【435】
シノダ!鏡の中の秘密の池 (シノダ!)
シノダ!鏡の中の秘密の池 (シノダ!)富安 陽子 偕成社 2006-11売り上げランキング : 90514Amazonで詳しく見る by G-Tools


 シノダ!の最新刊で検索してきてくれた人がいて、「そうそう。3巻目が出たものね。やっぱり面白かったよね。」と、感想を読もうとして検索したら、 あれ??? 私書いてなかったみたい。
 こうやって書かずに忘れている本も何冊かありそうです。

シノダシリーズはそろそろ大詰にさしかかってきたところ。今回はお父さんの子供のころにまで話がさかのぼります。 母方のお騒がせ親戚も健在。いつもの通りひっかきまわしてくれます。そうして、予告では今回は息子の大好きなカッパの登場!!ということなのですが。 相変わらずこのシリーズ面白いですよ。 これで終わってしまうのでは?と心配していたら、あとがきに、

パパが十二歳の夏休みにおきたふしぎなできごとー。それはまた、このつぎにお話しましょう。


とありますので、またわくわくとまつことにしましょう。
でも、本当に記事を書いた記憶があるんだけれどなあ。これって、私もヤバイところまで来ているということなのかなあ。(−−;) 

 お葬式、自動販売機、座敷、露天などの漢字にはふり仮名がついています。1ページに 420文字程度です。


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| 物語 | 15:18 | comments(1) | trackbacks(0) |
ワクワクドキドキ 「シノダ!樹のことばと石の封印」
母:[★★★★★]
息子: 今日母が読み終わったばかり。息子へ冒頭のみ説明>息子興味しんしん
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【363】

シノダ!樹のことばと石の封印
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 一つ前の記事のシノダ!シリーズ第一作、チビ竜と魔法の実がおもしろくて、おもしろくて、あとがきを読むと 「む?金のどんぐりとな??」続編もあるの??と探して発見!

 いやー。前作は「一般家庭?でまきおこるヘンテコ騒動」だったのに、今回は、「ハラハラ、ドキドキ 大冒険物語」でした。。 こちらは、前作より100ページ以上もページ数が多いのに、借りてきてよみはじめたら止まらなくなって午後一杯で読みきってしまいました。(その間家事は手付かず)

今回はお父さん・お母さんが、結婚式に参列した留守中の出来事。鬼のいぬまに。。ともくろんだ三兄弟を予測もできない災いに導くのはまたしても、夜叉丸おじさん??
  
 だまされたと思って読んで欲しい一冊です。 私はあとがきを読んで 次の「古びた鏡台」もとっても気になるのですが、この本は
2004年に第1刷が出ているから。。もうそろそろかな。待ち遠しいな。 早く出ないかな。。

今回は、三兄弟の能力もはっきりしてきたので、これを読んだ子どもたちも一層強くひきつけられるのではないかな?と思いました。

 ひらがな、カタカナ、漢字(ところどころにふりがな)1ページに600文字程度です。 

見るシリーズ《シノダ!》 <シノダ! の記事をまとめて表示

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| 物語 | 19:36 | comments(3) | trackbacks(0) |
久々の大ヒット 「チビ竜と魔法の実―シノダ!」
母:[★★★★★]
母:[★★★★★]
オススメ: [中学年][高学年]
ページ数【235】

チビ竜と魔法の実―シノダ!
チビ竜と魔法の実―シノダ!富安 陽子 偕成社 2003-07売り上げランキング : 115977おすすめ平均 starstar世界で一番好きな本!star富安節、絶好調!Amazonで詳しく見る by G-Tools


 富安さんの本だからハズレはなかろうと手に取った本。まさに大当たりでした。大好きな信太妻の話を基にしているというところも気になっていたのだけれど、最初のページからぐいぐい物語りに引き込まれていって、あっという間にイッキ読み。1日で読んでしまいました。そのくらい面白かった。

 信田家はマンション住まいの5人家族。なんの変哲もない普通の家族のようですが、実は大きな秘密がある。お母さんは狐なのです。だから、母方の親戚は皆キツネ。 そうしていたって普通の家族であるはずの信田家に、風変わりなキツネの親戚がもたらしたものは。。。

 読み始めて中盤までくると、もう止まりません。

しっかり者のお母さんと、専門外のことにはとんとうといお父さんがとてもよい味を出しています。 母方の血をひいた子どもたちも魅力いっぱいで、続編も読みたくなって、続編も借りてきました。
(次の記事に記載します)こちらは分厚くなってパワーアップしていたけれど、読み始めると面白くてあっという間の1日で読み終わってしまった。 あー。楽しかった。

 ひらがな、カタカナ、漢字(ふりがながついている漢字もあります) 1ページに 600文字程度です。

追記:当初、息子には読み聞かせをしていたのですが、途中から息子は自分でよみはじめ、あっという間に最後までよみきってしまいました。 ワクワク、ドキドキ、「今、大変な話になっている」なんていいながら やめられなくなったみたいです。文字も小さくてそれなりに厚みのある本ですが、面白いと読みきれるんですね。

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